« 大晦日と言えば紅白でしょうところが私は | トップページ | 空けましておめでとうございます »

杉本先生からのアドバイス

早速先生からアドバイスがありました
此処で紹介させていただきます。


以下、貴方の疑問点について私の見解を述べさせていただきます。参考になれば幸いです。
(SAJでは「加重」ではなく「荷重」という用語を使用しています。)

質問1) フェースコントロールのところが私たちには分り難いと思います

答え1)「スキー板の面に対して垂直な方向から力(荷重)を乗せ、その荷重の方向と量を調節することで、スキー板を繰る技術」です。(スキージャーナル誌2010年2月号、P121)

質問2)二軸スキーとありますが 体重移動の事なのか 左右加重の均等を言っているのか、分らない、又足の幅を広げなさいと言うのか

答え2)極端に言うと二本の足をピタッとくっつけて、あたかも一本足(軸)であるかのように滑る(両スキーの同調)のではなくて、二本の足(軸)をしっかり使い分けて滑ろうということだと思います。従って「体重移動の事」でもないし「左右荷重の均等」でもないと思います。また、二本の足(軸)をしっかり使うためには、狭くても肩幅位(少し広めの)のスタンスでないと、使えないと思います。

質問3) きっかけは内足に乗って、は分るのですが、(フラットまで100パーセント内足加重)で、回転が始まったら外足加重に切り替える?このときに内足加重も残すのか? 残れば 次のターンの内足100パーセント加重ができなくなる。又は内足加重はきっかけだけでいいのか?分らない。
私が思うに 今までは外足加重が良しとしていたが内足にも同じ仕事をしてもらう、此れで良いのでは?それには始めは内足に多く乗る。

答え3) どちらかの足(スキー)に100%荷重するということは、もう片方の足(スキー)は雪面から持ち上げられているということになります。基本的に滑りの中でこういう場面はありません。雪質や斜面の状況(斜度等)によって内外の荷重配分は変わりますが、100対0はありません。
        また「内足に乗る」ということは、内スキーのエッジをゆるめながら内スキーへの荷重配分を徐々に多く(谷側へ重心を移動)するということであります。その結果、自然のエネルギー(重力)を利用(「自然で楽なスキー」)して内スキーの下方への横滑りを誘導し、それにつれて外スキーが自然にターンを始めるというのが「谷回り」のメカニズムです。

・回転が始まったら外足加重に切り替える?→その通りです。
・このときに内足加重も残すのか?→当然残ります。0ということはありません。 
・内足加重はきっかけだけでいいのか?→その通りです。ターンの始動期に使います。
・私が思うに今までは外足加重が良しとしていたが内足にも同じ仕事をしてもらう、此れで良いのでは?それには始めは内足に多く乗る。→感覚的にはこれでよいと思います。

質問4) 内傾斜角度には触れていませんが、内傾斜角が強い方がスキーのたわみを利用しやすくなる、したがって強い方が良いのでは。スキーのたわみはフエースコントロールでは発揮出来ませんよね。
たわみはいらないと言うなら 話は別ですが。

答え4)「スキー指導者必携」のP65に説明があります。(前回送付したコピーには含まれておりません。以下、「 」で引用します。)
      「『ターン運動の継続を可能にするもの』
合理的にターン運動を継続させているスキーヤーは、重心をターン内側に保持し、「内傾」しています。これは、ターン運動によって生じる遠心力に対応するため、スキーヤーが内傾することを余儀なくされるからです。つまり、内傾は、ターン運動の原因ではなく、結果であるといえます。その証拠に、内傾すればするほど、よりターン運動が生起するものではありません。
もし、遠心力が存在しないのに、あるいは、遠心力によって求められる以上に内傾すれば、スキーヤーは転倒することになります。転倒しないまでも、不必要な内傾は、荷重を妨げることになり、ターン運動の原因をつくり出せないことになります。
    厳密にいえば、ターン運動の原因としての荷重と角づけを導くための内傾も限定的に存在します。しかし、この場合でも、内傾が直接的にターン運動を生起させるのではありません。これは、ターン運動の原因をつくり出す荷重と角づけのための内傾ということになります。
    これらのことから、内傾が無条件にターン運動を生起させるというのは誤った認識であるといわざるをえません。そこで内傾には「ターン運動の原因になりうる内傾」と「ターン運動の結果としての内傾」が存在するといえます。」
    カービングスキーは、荷重されることによってスキー板がたわみ、サイドカーブよりさらに小さい円弧を描いて雪面に食い込むことでトップがターン内側に向かうことになります。答え1)も参照してください。
以上


このように戴きました、「2軸」がはっきり分りましたし

内足加重も大体分りました、又内傾斜角についても 分りました。

又読んでください

|

« 大晦日と言えば紅白でしょうところが私は | トップページ | 空けましておめでとうございます »

「スキー」カテゴリの記事

コメント

 おめでとうございます

正月から お読みいただいて、コ

メント戴いて大変感謝しています。

この回答の中で、良く分らないと

いうか、自分の感覚としてです

が、違うところがあります。

此れは 、内傾角の事です。

揚げ足を取るわけではないんです 
が、

>カービングスキーは、荷重されることによってスキー板がたわみ、サイドカーブよりさらに小さい円弧を描いて雪面に食い込むことでトップがターン内側に向かうことになります。答え1)も参照してください。

と有りますが

私はこの様に思うんです。
いかなるスキーもですが、

ただ平らなところで、いくら加重されても(加重しても)スキーは

たわみません、たわむのはスキー

の板がいくらかでも起きないと

たわみません、

たわませるには スキーを起こす

事、が先決で、起きたら 加重す

る事で寄りたわみが きつくなり、

カービングスキーでは 此れがよ

りスムーズに 回りだすのでは?

勿論カービングスキーでなくても

撓みは作れますGS用スキーでも

ね、

勿論たわみで 小回りにする効果

も有りますが、撓ませた弓のばね

を使って次のターンに利用するの

では。

この様におもうんです。

私はしたがって撓みは意識的に、

前傾を強めて、強いクロスオーバ

ーを作る事によって、強い内傾角

になり、より効果的な撓みが出

来ると信じているんです。

カービングスキーは サイドカーブが強いから、いくらかでも回転

切っ掛けを作って上げれば、今ま

でのスキーの様にズラスことなく

回りますよ、と言うこと、でも

小回りはずらしますよ 、

本来は ずらさない方が 撓みま

す、ズラスと言うことは 面を使うと言う事、

レールターンや クローチング

ターンは ずれません、ただ弧が大きい、

小さな弧にするにはズラスのです、

カービングスキーを生かすには

本来は クローチングターンか

レールターン、でしょう?

此れをこのまま回転の弧を小さく

するには 撓ませるしか無い、

又わズラス。

丸沼に土日に見える「鏑木」さん

と言うカービング男がいますが、

この方の スキーに付くブラッシングのカス?溶けたやつは、

エッジの脇 5mmしか付きません、

完全なエッジスキーですが、この

方は、ばね(撓み)を大事に内傾

角も大事にしています。

でないと 白く付くのが5ミリは

有り得ません、

此れは特殊な方かも知れない。

しかし理想だと私は見ているんで

す。

したがって たわみを付けるには

意識的に 内傾角を強くする必要

が有ると見ています。

したがって結果ではなく 結果を

求める滑りが良いのではないか?

此れが私の考えです(笑)

投稿: HIRO。 | 2011/01/05 20:57

あけましておめでとうございます。

いぁー見事なご回答ですね。
大変参考になりました。

私の場合、スキー技術なんて、
全然知りませんから。
(ただ滑ってるだけ)

すばらしい回答は、すばらしい質問から
導かれるといいますが、
まさに、すばらしい質問と回答。

早々に実践してみたいと思います。

本年もご指導よろしくお願いします。

m(_ _)m

投稿: なんちゃってレーサー佐藤 | 2011/01/03 09:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 杉本先生からのアドバイス:

« 大晦日と言えば紅白でしょうところが私は | トップページ | 空けましておめでとうございます »