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成田さんのクリスマスレーシングキャンプ

今回は欲張ってと言うより、サンデー毎日を強みに、8日間全日数のキャンプ参加でした。

もっとも高校生、曉星高校や付属中学も全日数です。

だからと言って上手くなったか?

とんでもない、8日や10日で上手くなったら、苦労しません。

「こうすれば早くなる」の,『こうすれば』が解っただけです。

これらを身に付けるには、1年?掛かります。

ところが歳ですから、マイナスも有ります。

技術や体力が行ったり来たりしながら。だんだん更に歳を増していくと言う事では?

我々年寄りはみな同じ。

ですから健康であれば、その内に勝てるチャンスが来る。

だから健康の維持が大事なんです。



で何ゆえ成田さんのキャンプに参加したか?

ハンタマでも、イエティーでも、軽井沢でも、人工雪の所は、この時期、ポールを張っていないからです。

早い話この時期、知っている人がやっていたのがここしか無かったのです。

結果は、年寄りにも理解のある、負荷の掛からない、良いとこ取りの出来る、私にしては有り難いキャンプでした。


1月以降なら、昨年参加した、野沢での川端キャンプなどがあります。


さて、今回は、途中から日産の方や、元国体選手のボッシュの方も見えました。

やはりこのボッシュの方が一番早かったのでは?

滑りが違うのが私にも分かります。

キャンプが最後の日に近くなると、かなりの多人数。

30人程に膨れ上がりました。


私は全日数車泊で、先ず費用の点では本来は安く上がったのですが、ここは上手くは行きませんでした。

私の参加費は一日3500円でした。

問題を起こしたのはリフト券です。

シニアの7日券を買ったのですが、交換メダルを5日で落としてしまったのです。

おまけに腕に付けていた腕時計も、ぶつかった衝撃でか、動かなくなってしまいました。


仕方なく更に1万1千円の大金で、3日券を買う羽目になったのです。

腕につけるリフト券入れに入れたんですが、これが間違いのもと。

次第に腕がポールに当たるようになり、ビリビリに割れてしまいました。

いつの間にか割れた隙間から落ちたらしいのです。


メダルは返すと500円戻ります。

落としたメダルは、拾った誰かに「ラッキー」と喜ばれますね。

無くした事を券売り場で言うと、券売り場では「出てきたら全額お返しします。連絡先を、、、」

との事でしたが、出ませんでした。



さてスキー技術ですが。

だいたいが、学生さんと同じ回数では、体力が持ちません。

彼らと練習したかったら、今の私より、もう少し体力が必要でした。

成田さんは「大人のスキーには確か鉄人と書いてあったよ?」

私:「鉄にも色々有ってね。なまくらもあるし、始めに岳人(がくじんと言う山岳専門誌)で言われたのは50年?前の話ですから、、、」


それでも成田さんは見かねて、中程からは、「コース整備はしなくても良いよ。

若い人にやってもらうから。」何か悪いような、、、。

他にも優遇があり、私は年長者なので、何時も荒れない一番先に滑らせてもらえました。

私の先に入ろうとする学生さんに「年功序列知らないのか、、、其処あけてあけて、、、」

全員が2本滑るとコース整備をやります。

4日も立って、2本目が滑り終わり、コース整備を休むと、かなりの負担が減りました。

有りがたいことに、体全体、特に膝が楽でした。


コース整備も楽しましたが、滑る時はいつも始めでしたから、快適でした。

何と言っても、コース整備は、特に苦手なボーゲン?滑るよりは2倍は疲れます。

皆さん強いですね、学生さんのコース整備と比べ、後のほうから滑る、一般の方、ボッシュノ方々や、日産の方々の整備はカンペキです。

私は後半は見ているだけですが、頭が下がります。



技術的には、キャンプの全行程において『コース取り、ライン取り』に力が注がれました。

何か他の方に悪いほど、私だけが特別に目を掛けていただきました。


「早い切り替えが上手くなるには、本来GSでも、練習にスラロームもやると好いよ。」

そんな訳でスラロームを二日間やりました。

1本目が終わり。

成田さん:「アレー初めてなの?鼻から切っていくじゃない。

早いよ。

この調子なら、私が立てているスラローム大会の、80歳クラスで勝ちまくるよ。

いや、お世辞では無い。本当だよ。出てみなさいよ。」

私:「出ても『やっぱり駄目だったかー、、、』になりますよ。

直ぐにおだてに乗るクセがあるからね(笑)

スラロームは初めてなんです。

何処を滑ったらよいか分かりません。」



後はGS。

始まって4-5日滑ったあと。

どうにも疲れて仕方が無い。

成田さん:「何で南さんが疲れるのかが判りました。コース整備を休んでください。」

ありがたいことですが、気が引けました。


練習が終わると「ポールの片づけもやらなくて良いです。」と言われました。

私:「せめてポール2本だけでも下ろさせてください。」

と言うわけで、終わると必ずスタート用の2本のポールを下ろしました。



優遇は他にも有って、

「滑るラインを跡付けしてあげます。」と言って、何度か私のスピードに合う様に、先に滑ってくれます。

「ああ、ここを滑るんだー」こんな事を考えながら

先に滑った成田さんの跡をたどります。

綺麗なカービングの跡が何処までも続きます。

大変勉強になります。



ビデオも毎日撮ります。

半分は曉星の監督?(顧問)の方、野田先生も写していました。

成田さんは「南さんと○○さんも写してくださいね。」など注文を付けてくれていました。



一昨年、野沢の、川端・廣井チームでも

「南さんが来たときには、上手な人を先に滑らせましょう。その跡を滑れるように、いくらでも順番を調節しますよ。ですからいつでもキャンプにいらしてください。」と誘われたものです。

「菓子折りものかな」

残念ながら昨年は脳梗塞でスキーどころか、入院点滴でした。


そう言えば、廣井さんは成田さんの教え子です。

成田さんいわく「俺より早くなちゃった。」

印象的な一言でした。そんな風に言われたい物です。


いくら私でも跡が付いていれば、その通りには行かなくても、ラインは判ります。

しかしながら、実際に私が滑るコースは、成田さんのラインより時にかなり膨れます。

ストレートの次のポール等は、跡をトレースしていても、切り替えしが早くてうまくは入れません。

「あれ?」てなもんです。


成田さん;「一度は、直ぐ後を滑ってください。追いつかれそうになったら逃げますから。」

とは言われたんですが、後付きでも、どんどん離されます。

コース内の跡をたどりながら、何日かやっているうちに、手やストックがポールにぶつかるようになります。


どうしてか左手をぶつけます。

私には珍しい事で、今までは大抵が、右手を突き指していました。

ですから右手だけには厚めのガードを貼っていたのです。

ところが、今回に限り、2度も強く左手を打ってしまいました。

2度目に打った時は、左手が、気持ち悪いほど黒く、大きく腫れてしまいました。

色々動かしてみたんですが、腫れている割にはそれ程痛くないんです。

「骨は大丈夫だろう、、、?」車に戻ってパテックス湿布しましたが、片手を出してのお風呂通いでした。

左手を傷めた後は、左にもガードを張りました。

右と同じ物は無く、左は黄色のガムテープ出押さえ、前に付けた右手はシルバーのテープ(笑)


成田さんは「それだけポールに近くなった事になりますが、オープンスタンスのままで、狙いすぎないように滑った方が早いですよ。」


ポールにぶつかる手の話をしていたら、成田さんから

「ストックが短いので、10センチ程長いのを買うと良いですよ。

今使っているのはスペアにしたら?今度のように結構壊れます。」

ストックのリングが飛んでしまったのです。

しかし後でリングは見つかり、成田さんがスクールで直してきてくれました。

成田さん:「今度はガードを付けなさい。小指を折ると痛いですよ。」



コース取りの他に言われた事は

「どうも詰まってくると、足を揃えて踏み変えるクセが出ます。

足はオープンのままに滑った方が安全です。

あまりポールを狙うより、早いですよ。」

キャンプ前の、これまで滑っていたコース取りとは変わって、何度も成田さんのシュプールを滑っている間に、次第にポールに近づいて行く様です。

私:「スラロームではポールをどちらの手で払うんですか?」

成田さん:「決まっていません。一番近い手で払います。」

学生さんは殆どが、外側の手で内ポールを払っていきます。

成田さん:「彼らはポールを払うために滑る癖があるので、通り過ぎたようなポールでも払う。

あれでは遅くなります。邪魔ならどちらの手でも近い手で払ってください。邪魔ならですよ。一番近い手で払ってください。」



他には、全期間中に言われたのは

「遅れがちです。もっと早く切り替えてください。」

どうも時に足を付けるのと、切り替えの切っ掛けが遅い事が私の最大の欠点のようです。


成田さん:「いつまでも乗りすぎるんですね。乗っていないで切り替えなさい。」

乗っているのは、本当は自分では「スピード調節」なんですが。

ポール手前でのスピードのコントロールは至難の業です。

成田さん:「一気に押さえ込まないで、リズム感を持って、始めは優しく、ポールに近くなるにつれて『強く』ここですね。

ガン、、、と沈んでは駄目です。」


成田さん:「板の返りのバネは、キッカケの時は来ません。

ポールに近づくにつれて、反発力が増してきますが、その時に何時までも乗っていないで、ポールに並んだら加重を抜いてしまいます。」

「もちろんクローチングを組んでいる時も、スキーが回転する時は、体を上下に大きく、動きを明確につけてください。

靴の角度で沈めない時は、足の甲を思い切り持ち上げて、靴の『べろ』を抑えながら、沈み込みます。

このような抜重は、思い切り沈み込み、次に立ち上がる動作が大きい方が良いのです。

膝が柔らかいほうが勝ちですよ。

クローチングを組む場所ですが、緩斜面になる1旗門手前で組みます。

ここの場所では8本目ですよ。

本来7本目から構えだしますが、自分が出来ないのに早く組みすぎて、やり直す人が居ますがあれは駄目です。

また、遅過ぎるとスルーバーでスピードが出ません。

ここの様に僅かにでも傾斜しているバーンでは、下回りの回転は早めに強く入ります。」

GSのタイムトライアルもやりました。

3回で2秒詰まりました。

30秒ぐらいのセッティングで、2秒は大きいですよ。

成田さんも出てきている私のタイムににんまり。

「若いやつらをギャフンと言わせてください」(笑)


ところが情け無いかな、自分では滑って2秒の早さは分かりません。

人のを見ていてもあまり好くは分かりません。

上から見たところでは、早く見える方のは、ねずみが蛇行しながら逃げる感じかな?。

学生さんは1度か2度でタイムトライアルをやめてしまうのですが、私は最後の1本まで測り、計4本測りました。


多くの学生さんが止めてしまうのに、何故私は頑張って測るのかと言えば、ハンタマでは、1度測るのに200円払うんです。

学生さんは、元々自分では払わない。

自分で全てを払うのと、親が払うのでは根性?が違いますね。

タダなのにもったいない、。


無くしたリフト券代をいくらかでも稼ごうかな?なんて(笑)

もちろん4度目のタイムはかなり落ちました。

彼らは知っているのか?

でも練習です。


暁星中学・高等学校

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