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白インゲンと手亡(てぼう)

かなり前、47~8年前の話

から始まって、実は昨日までの話です。

ざっと書きます。

その昔、道南の羊蹄山の近くを車で通ったことがあって。

春でしたが、ガスが掛かって、周囲は殆ど何も見えなかったんです。

走っている間に霧が晴れだしたんです。

すぐ近くに現れ出したのが、雪での縞模様の羊蹄山でした。

ガスの中にの近くの畑には、見た事が無い、5人程で抱えられるぐらいの太さに束ねられた竹竿が。

地平線が見えるほどの、広い広い畑に、転々と黒く立てられていたのです。

この時の景色こそ、絵か少なくとも写真にでも撮りたかったのですが、ただただ、幻想的な景色に見とれて走っていました。

私は、車を運転していた、北大の先生だった義兄に「これ何?」と聞いたものです。

義兄:「このあたりはな、手亡と言う豆の産地でな、時期になると市が立つんだよ。」

私:「手亡ってどんな豆?」

義兄:「白い豆だよ。たいがいが和菓子屋に行くらしいよ。白い豆だから、白あん用かな。」

私:「へー。」

という訳で、雪が溶けたばかりの畑を眺めるでもなく、走っていたのです。

この時の強い印象が、『白い』と言う手亡(てぼう)と言う豆の姿が、頭から離れることなく有ったのです。




話変わって、今私は、DHCのダイエットパワーと言うサプリを飲んでいるんですが、

これには、コレウスフォルス+白インゲンエキス他いろいろ原材料名が入っている訳です。


この中の私は白インゲンなる豆に興味が出たんです。

なぜなら北海道で以前聞いた白い豆のイメージ、手亡が頭に浮かんだからです。

はたして、白いんげんと、前に聞いた手亡は違うんだろか同じだろうか?と考えたんです。

早速ネットで調べたら、白いんげんと手亡は同じ豆と出ているんです。

白花豆とか大福豆ともいうらしいのです。


私はかなり煮豆が好きで、ぜんざいは元より、丹波の黒豆や、他煮豆又はたい焼きを時々買って食べるんです。

特に好きなのが、おたふく豆の甘納豆?の折詰め豆です。


おたふく豆は、最初に見付けたのが、歌舞伎を見に行った折に、弁当を買いに売店に行った時でした。

ソラマメの黒いような豆の白い紙の箱の折詰めでした。

冷やかしに買って家に持ち帰ったのですが、このおたふく豆の旨さにすっかりとりこに成ってしまたのです。

以後どこにも無い、お目に掛からない煮豆でしたが、有る時に、偶然関越のドライブインで白い紙の箱入りを見つけたんです。

たったの1度だけで、後は、何処のドライブインか探すんですが、2度とお目に掛かれません。

という訳で早い話甘納豆の大きな豆、で煮汁が無い煮豆です、砂糖はかぶっていません。

その後、ごく最近、調布パルコの北野エースでやっと見つけましたね。

大粒のソラマメの形ですが、色が黒で豆の皮がごく薄いんです

花豆の煮た奴は何処にでもあるんですが皮が厚くて話に成りません。

大粒のおたふく豆の美味しさは類を見ません。

こんなおたふく豆を何年も追いかけるんですから、煮豆自体が好きなんです。

もちろん小豆も好きですが。


さてダイエットに利く白インゲン。

もし手亡と同じなら、面白い。

手亡を買って、シュガーカットで自分で煮れば、カロリーは4分の1。

出身地北海道のいくらかでも足しになれば、どうせお金を払うなら、出身地に払おう。

勿論おたふく豆でも良いのですが、どれもタップリの砂糖で煮てあるんです。

おたふく豆だけを買って自分で煮れば、砂糖は使わない甘い煮豆ができるんです。

どっこい、ダイエットパワーを飲んでいる以上、買ったおたふく豆では無く、ダイエットのエキスが入っている白いんげんを自分で煮れば、砂糖を使わないで甘い煮豆ですから、一石二鳥。

DHCのパッケージにある、白インゲンが手亡と同じなら、北海道の雪手亡、この豆で自分で煮ようという事です。

砂糖を使わない、美味しくてダイエットにもなるはずの煮豆という事です。


そこで手亡を調べると、倶知安ではなく、北海道の北のはずれ知床に「雪手亡」と言う豆が有るんです。

しかも、無農薬・無肥料を20年以上続けている、筋金入りの農家さんが育てているもの。

ネットですから写真を見ただけですが、同じ白インゲンならこれを買おうという事で、大袋の800グラムを1袋頼んだんです。

運賃込みで3、300円ぐらいはします。




4月22~23日と銀行の旅行が有って。

初日は、養命酒工場の見学や、寒天食品見学の後、国道19号の奈良井宿散策が入っていました。

奈良井宿は早い話、記憶にも新しい、噴火でたくさんの方が亡くなった、御嶽山の麓?です。

所が大きな土産屋に、白い大豆豆の様な豆を売っていたんです。

娘が見付けて「お父さん、これ、手亡じゃない?」

私は手亡が大きな豆とイメージしていましたので

「え? これが手亡?」

白い大豆大の豆に、首をかしげました。

娘:「うん。 頼んだ写真の豆は、こんな感じだったよ。」

しかし、値札にも、袋にも、豆の名前は書かれていません。

そこでレジの人に聞いてみました。

「この豆は何という豆ですか?」

そこに立っていた若い女性の店員さんは

「白インゲンです。」

所が、一緒にレジにいた若い男性の店員さんは

「え? 白い大豆でしょう?」

私達は、ますますどっちか解らなくなりました。

私:「それ、手亡じゃないよ。」

娘は、素直に豆のふくろを、元あった場所に戻しに行きました。

すると「お父さん!ここに、白インゲンあった!」と呼び声が。

行って見ると、生の豆が陳列されてる後ろ側に、大きなソラマメぐらいの大きさの、白い甘納豆の袋が有って表に『白インゲン』と大きく書かれていました。

私は、してやったりと甘納豆の袋を手にレジに行きました。

「白インゲンはこちらでしょう?」と、意気揚々と言うと、若い女性の店員さんは、黙ってしまいました。

私は、この旅行の前日に、たまたま北海道に「雪手亡」を頼んだのですが、なんだか偶然が重なったような気がして、大きな「白インゲン」の甘納豆の方を、土産として買ってきたんです。

甘納豆ですから、当然砂糖で煮てはありますが(笑)

600円の土産、と言っても、自分用の土産です。


家に帰って、今朝早く宅急便が着いて、見ると北海道からです。

わくわくしながら開けて見ると、奈良井宿で若い男性が「白い大豆」と言った方にそっくりの、大豆大の豆でした。

おや?

してみると、娘や、あの若い女性店員さんが言っていた事が本当だったのか?

何だこれは。

そうすると、雪手亡というのは、白インゲンではない、他の品種では?

ヤフー知恵袋も大したことないな、と思ったんです。

娘は、もう一度、今度は白インゲンで画像を検索。

そこには、やはり、多くの白い大豆のような豆の写真と、

白いおたふく豆のような大きな豆の写真が。

「トルコ料理のブログに『巨大白いんげん』って書かれて、大きい方の豆が紹介されているけど、素人の方のいう事は、思い込みや勘違いも多いから、やっぱりプロに聞くのが一番早いよ。」とのことで。

「目的はダイエットを自然食で、だから、先ずはDHCのお客相談室に電話したら?」

DHCのお客様相談で「御宅のダイエットパワーのサプリでで使っている白いんげんは、花豆の様な大きな豆ですか? それとも大豆ぐらいの小粒ですか? どこ産ですか?」と聞いたんです。

相談員曰く「花豆の様な2.5センチ程の大きな豆です。 インドからの輸入品です。」との答えでした。

やっぱり奈良井宿から土産で買ってきた、甘納豆の大きな豆と同じ豆だという事が分かったのです。

「そうすると、北海道の雪手亡は白インゲンではなかったというのだろうか?」

悩む私に、娘はあっけらかんと「じゃあ、雪手亡の農家さんに、聞いてみれば?」

そこで雪手亡を買った北海道のお店に電話したんです。


「白インゲン、えらい大きさが違うのがあって、何だか良く解らなくなっちゃって。

雪手亡は、白インゲンとは違う品種なのか、確かめたいと思って電話したんですが。」

『知床三佐ヱ門本舗』の方曰く

「白インゲンですが、うちでは肥料も農薬も使わないで作っています。 ここは北海道の中でも寒い地域なので、大きくはなりません。 普通の玉ねぎでも、無農薬・無肥料でこの気温だと4センチ程の大きさです。」という。

「という事は、東京でこのまめを撒いて、肥料をやると、2センチ程にも大きくなるんですかね?」

「さあね、撒いて御覧なさい。

でも、うちのは小さくても、中身は濃いですよ、きっと。」

対応のお姉さんは笑っていました。

という事で、大きい方の白い豆も、送ってきた大豆大の小豆も、白インゲンだそうです。

そして、それを「雪手亡」と言って出していると言います。

甘納豆の方は煮てあるとはいえ、大きさは歴然。

写真をご覧ください。

Img_0298

私や娘でなくとも、他品種ではないかと思えるほどの大きさの違いです。

これで同じ品種なら、もしかすると、小さい雪手亡の方が、ダイエットエキスが濃厚ではとさえ思えるんです。


そのうちに煮て見ます。大きな植木鉢に5粒ほど蒔いてみました。

1鉢4~5粒は、撒いて試しです。  どんな豆が出来るか。

「煮る時は、長い時間、水にはつけないでください。 豆が割れてしまいますから。 3~40分で良いですよ。 アクだけはすくってください。」雪手亡農家さんからの助言でした。

砂糖無しの煮豆なら、いくらか元気よく食べられますし、ましてや白いんげんのエキスも摂れるのでは。

同じ煮豆を食べるなら、これでやってみようということです。

雪手亡煮豆、出来たらまたアップします。

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