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松葉牡丹

昨日は府中の大国魂神社のお祭りでした。

暗闇祭りと言って、今年は5月3,4,5の3日間やるんですが。

私は祭りは付き合いだけ。

神社にお参りはしますよ。

賽銭箱の前で、ポケットに手を入れて。

子供の様に大事に汗かいた手で握りしめて、何を買おうかお金が暖かくなった、体温が移った

やや温まったばら銭の中から、1円が有ったのでこれを投げ入れました(笑)

二礼二拍一礼で拝みましたが

「癌が流れて、スキーが出来ますように」と拝みました。

お母ちゃんには「一円でそんなにお願い事するのは、お父さんぐらい。」と言われましたが、

私は「2つしかお願いしてないよ。」と。

どうです? ケチでしょう?(笑)

私の目的はお参りではなく、縁日で出ている植木市です。

けっこう大きいやつ(植木市)が出るんです。

車庫を作ってからは、庭が狭くなってしまって。

あまり植える場所が無く、鉢植えでは枯らしてしまうので冷やかしが多いのですが。

いつもは高山植物に目が行きます。

大抵はどれも2年ほどで枯らしてしまいますが、たまには長持ちするやつも現れます。

代表的な奴が、いつも紹介している自慢の「姫舞鶴草」です。

値段で換算します。

買った時にはいくらだったから、今はこの立派さなら幾らぐらいはするだろう。

これが楽しみなんですね。

毎年、何か1点ぐらいは買うんです。

買った後で検索で探して、理想に近い花や植木を探して今度はネットで買うんです。

だからきっかけが欲しいのです。

実は縁日の植木市には、殆どろくなものは無いんです。

でも何か1本買うんです。

という訳で、今回は「松葉ボタン」を買いました。

普通の松葉ボタンです。

写真写りが良いでしょう?

写真の腕が良いのかな?(笑)

Img_0344

1ポット300円でしたが、2ポットで500円と言うので2つ買いました。


1日草と思いきや、今日もしっかり咲いています。

本来は半日でしぼむようですから、朝顔きゅうかな、二日持ったと言うのは長生きな方ですね。

買ったのは八重の白でしたが、実は欲しかったのは一重の白でした。


でも買ったのです。

もうひとポットは鮮やかなピンクが咲いていますが、3色か2色の混合でしょう。

他にオレンジが咲いています。



賽銭の1円を出した後の更に手の汗で温まった500円玉でした。

この500円を賽銭箱に投げ入れていたら、松葉ボタンは買えなかったことになるんです(笑)

家に帰って、早速、白も混合も水はけの良い鉢に移しました。

その日は疲れていたので、翌日検索で一重の白を探しました。

植木市では、私が「一重の白は無いの?」と聞くと、

店番しているおっさんから「私らが生まれたころに流行ったので、今は無いですよ。

最近は八重が流行りなんです。 一重のは安いから、売り上げにならなくてね。」と言われたんです。

なる程、私たちが見付けて感動したのは、確か30年は前のことでした。

家内が焼き物が好きで、当時は暇を見ては、日本六古釜を回っていたのです。

毎年1個所ずつ回っていました。

1か所2-3日の釜巡り旅行で、信楽(しがらき)に行った時でした。

たぶん、信楽線で大きな事故が有った5-6年前のことです。

焼き物の狸ばかりが目立つ、殺伐とした信楽の町を歩いていた時。

道端に可憐な白い一重の松葉ボタンが咲いていたんです。

タネが飛んだのか、民家の軒下でしたが、道端でした。

カンカン照りの熱い夏でした。

どこの窯元でも大抵は何か一つ、思い出の品は買うんですが。



乾いた砂の道、見るものは焼き物。

こんな町の道端にあったのです。

この1本だけが生の感覚も手伝って、あまりの美しさにハッとしました。

2人立ち止まり、しげしげと眺め入ったものです。

咲いていたのは1本でしたが、

高さが20センチくらい。

盆栽かと思うほど、ものすごく恰好の良い枝分かれの各先に、

大きめの白い花が5つは咲いていました。

天然の生け花の様な。

乾ききった砂地の道端に、誰が植えたでもない。

花と葉のバランスには、1点の無駄も無い。

「これでしょう。」

絵をやる私と生け花の家内

母ちゃんと2人、暫く花の前でかがみ、見とれたものです。

以後、1度松葉ボタンは買ったことはあるんですが、何年も育たず枯らしてしまいました。

以後、何十年、買ったことは無いんですが、今回これを買ったんです。

今日は、一重の大輪の白い松葉ボタンをネットで探し、

購入しました。

頼んだ松葉ボタンは、思い通りのものかどうかは分かりませんが、

写真ではまー気に入ったものです。

他に濃いピンクのと、淡いピンクと白のバイカラーの苗が、3色×4つセットで、合計12株来るらしい。

運賃込みで2、700円でした。

信楽で偶然見た、あの印象的だった、白松葉ボタンを夢見て頼んだのです。

家内は少しばかり生け花をやっていましたので、信楽土の花器を買ってきましたが。

生け花ではできない、天然の松葉ボタンの大輪の白。

暗闇祭りに出かけて、買おうとしたのは、思い出が昨日のようによみがえったからでした。

名前や数字の記憶力は良くないんですが、くさびのように目から突き刺さった「印象」は、数十年前の一コマが鮮明によみがえるんです。

右脳波ですね(笑)

ところで、セットになっていた薄ピンクカブと白のバイカラーの松葉ボタンは、他の方のブログでも、とっても素敵な写真がアップされていました。

送られてきたものが気に入らなければ、さらに探して、追う事に成り、松葉ボタンにはまりそうですその内にカタログまで取り寄せたりしてね(笑)

白の花と言えば、ゆずの花が満開です。

小型ですが200個ぐらいは毎年生るんですが、今年も生り過ぎか。

下の写真は我が家のゆずの花。

たわわに咲いて車に覆いかぶさってきます。

Img_0349

頼んだ松葉ボタン2、700円のやつ、来たら写真出します。

でも信楽で見たあの枝の形は2度とないでしょう。

15-8センチ程は有って、ごく自然な上手い枝分かれでした。

天然の偶然と言うのは素晴らしいです、私は絵でも大事にしたいですね。

今回頼んだのは園芸種の大輪一重。

40年前に流行った、今は無いと言われたもの。

ちゃんとありましたね。

八重でも何年かやると一重に戻るようです。

でも一重にこだわった大輪で、花は6センチと有りましたから、超大輪で私たちが信楽で見た花より大きいかも。

きっと素敵ですよ。

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コメント

今晩は

早速のコメント有難う。

少し買いすぎたかな?でもセットなので自分の好きな花だけでは買えません。

聞く所によると、1年草なんですね、タネを取って蒔くのは面倒ですね、それで前に買った松葉ボタン消える訳です

というのは、1年見たら気に入った花だけの種を取って、翌年まくんですね、万が一同じ種がこぼれていて、出て来るやつも有るとかね。

気に入った花なら仕方がないですね。

上手く種が取れたらですが、送りましょうか?

写真で見た、淡いピンクと此れも大輪の白い一重はきっと素晴らしいですよ。

6センチと有りましたからね。

ハマリやですから、スキーよりハマルかも。

年ですね。

投稿: HIRO。 | 2015/05/05 20:22

こんばんは。

松葉ボタン楽しみですね。

私も子供の頃は
しゃくやく、ダリヤ等々の
花の大きなものを育ててました。
鬼げしも。

これは禁止になり、警察が来て
根こそぎ持っていかれてからは
花も育てなくなりましたね。

ネットで注文した
松葉ボタンの写真楽しみにしてます。


この調子なら
来シーズンは復活?ですね。

投稿: なんちゃってレーサー佐藤 | 2015/05/05 18:16

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