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家の建て替え

一旦は歴史に残る家をと思ったんですが、秋山さんに相談二日目で、諦めたんです。

普通の家になってしまうのかな? 予算が3000万では、歴史には残りません。

所が判らないものです。

一旦は諦めたと言うブログは皆さんもお読みになったと思うんですが。

数日前、寺倉忠弘さんから連絡が来て、大工さんを紹介すると言うんです。

寺倉さんは、PEAKSの紹介者でもあります。

息子さんが、PEAKSの編集と関係があって、記事を書いてくれたのです。

その寺倉さんが三度、今度は大工さんを紹介してくれると言う。

未だ、はっきり秋山さんにお断わりした訳では無いのですが、

「会ってみるだけでも。」と言われ、お会いするだけ、会おうと思ったのです。

別の方に頼むなら、秋山さんに一言お断りしてからと思っていたんですが、

PEAKSで大恩のある私としては、寺倉さんの紹介では簡単には断れないと、お会いすることになったのです。

とんとん話が進んで、昨日お会いしたいとの話になって。

Imgrisaizu__0679ユリの花と鎌倉のハトサブレを手土産にやってきました。

真ん中が紹介された近藤豊三郎さんです。

大工さんとの紹介でしたが、お会いしてみると、西洋建築の、日本での第一人者でした。

長くヨーロッパに滞在され、かのローラ・アシュレイを師匠に持つそうです。

私はローラ・アシュレイというデザイナーを知らなかったのですが、娘が名前を聞いて、ビックリしていました。

50代以上の女性で、インテリアに興味のあるひとなら、知らない人はいないと言うくらい、有名な方だそうです。

右がわざわざ鎌倉からいらしてくれ寺倉さんです。

近藤さんは73歳になられるとか。

話は弾みました。

近藤さんは独学で建築を学ばれた方です。

自分のお建てになった家の写真集「夢に生きて」というカタログをお持ちになりました。

どれも見ても、素晴らしい建築です。


しかも近藤さん、

元クライマーで、緑山岳会出の方でした。

私の初登攀の谷川岳衝立岩壁も、緑山岳会内で第5登で登られたそうです。

「あのルートを登った時に、南さんって方は、なんてロマンチストなんだろう!と思ったんですよ。

僕にとっては、南さんは神様みたいな人なんですよ!」

彼曰く

「南さんの家なら、儲けを度外視してでもぜひやりたい。

自分の持てる限りの知恵と技術と、人脈を駆使して、

山ヤたちの中で、同じ気持ちを持つ人たちの協力を得て、

限りある予算で、素晴らしい物を創りたい!」

と言うのです。

もしかすると夢がかなうかもしれないと、思いました。

でも先に声を掛けさせてもらった、秋山さんとの折り合いがつけばお願いしたいと思っているのです。

近藤さんは、秋山さんの事を話すと、

「一緒にやれるなら、一番いいですよね。

僕はこれまで、本当にいろんな人とやって来たから、

秋山さんさえ、うんと言えば、

きっと上手くいくと思うんです。」

と言ってくれました。

一番感動したのが、

近藤さんのYou  Tubeを後で見たんですが。

私が秋山さんに初めてお会いした時に言った言葉

「300年は持つ歴史に残る家を」と言って、

秋山さんを困らせた言葉が、

何と近藤さんはYou tubeで話の始めに

「建築は200年は持つ家が理想です。」と、訴えていたのです。

その近藤さんが引き受けたいと言うんですから、

これは、相談して困惑される相手よりは、

私の夢の家を語っても、

さらにやる気満々の近藤さんに

脈が有ると思うのは私だけでは無いでしょう。

例えば私がこだわる、アンティーク煉瓦を秋山さんは

「幾らレンガ自体を安く買っても、積む職人の手間が高いので

レンガがただでも結構な値段になるのです。」

私が「中国か韓国から輸入したいのですが。

今は為替レートが円安なので後に円高で輸入すれば貴方への支払いが出ますよ(笑)」

と言ったのですが、反論されたのです。

所が近藤さんにも同じことを言ったのですが、

彼曰く、「解りますが私は長野からでも職人を呼び寄せますかね。」

私「職人を呼んでも宿泊やなんかが大変でしょう?」

近藤さんはあっけなく笑って、

「何とかなりますよ。」

と言うんです。


そんな感じで、

秋山さんに言ったのと同じ夢を話したんです。

置いて行ったカタログ2冊にも、

題名は「夢に生きて」と書いてありますから。

これより旨い話はありません。

夢は見るものです。

同じ壁を登ったクライマーが、

利益は度返ししてでもやりたいと言う。

安くで、丈夫で、住み易くて、夢の様に美しい家。

建築雑誌がカメラを提げて取材に来る様な家。

これが私の夢なんですから。

秋山さんに相談した時は、「

普通に50坪制限1杯に建てると、3200万は掛かります。」とだけ。

これを聞いて、

「こりゃー駄目だ。

家は諦めよう・・・」

と思ったんですが、

近藤さんにお会いして、

何だか先が明るくなりました。

という訳で、

諦めかけた夢がかなうかもしれないとなったのです。

よかったねー。

先ずは、第1歩は、秋山さんに近藤さんを紹介する事かな?

秋山さんなら、きっと会ってくれると思うんだけど。

設計士は、妙にプライドが高いのが普通だそうで。

必ず、始めに学歴を持ち出すそうなんです。

近藤さんは、私と同じ旧制中学出。

でも、日本の大工さんと、

ヨーロッパで学んだ、筋金入りの実力派です。

軽井沢の教会をデザインして建てたのも近藤さん。

多くのペンションや、別荘、マンションの建築も手掛けています。

私も山屋ですから、頼みかけた秋山さんを無言で断る事は出来ません。

近く、秋山さんに連絡します。

紹介者の寺倉さんに「歴史に残る家・・・建築雑誌が取材にくるような・・・」と言ったら

なんとPEAKSに私を紹介してくれた彼、

綺麗な近藤さんのデザインで出来た南さんの家なら、

私が鎌倉の建築雑誌を知っているので、そちらも紹介しましょうか?」と言ってくださいました。

「鎌倉の家の本ですがたまには調布の家も、良いのでは?

他ならぬ近藤さんデザインの家ですから、、、。」

と、ゆう話になりました。

後はどうなることやら。

続きはここで紹介していきます。

少し先の話ですが事あるごとに書いていきます。

予算は3千万ですが、50万でも100万でもお金も作らなければね。

お金を作ってでも、建てて見たい夢のある家。

金策で、私も全力を尽くします。

普通に建てて3200万は掛かるというのを、歴史に残るやつですから、近藤さん儲けは度返ししますとは言っても、10万でも大事です。

最後に花咲く、衝立の初登攀にしたいですね。

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